ゲーム, コラム, 月詠

中国のゲームマーケットが大ピンチ

月詠

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Bloominbergの記事なのですが、突如中国でゲームの認可が下りなくなりました。

https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2018-10-24/PH2X1G6JIJUX01
「中国は新ゲーム認可の特別プロセス停止、最後の手段閉ざす」

今や中国は世界最大のゲーム市場、ここでゲームを販売できないことはメーカーとしても大変な痛手です。
こうなると敏感なのは株式市場。早速テンセント、あたりが怪しくなってきますし、提携を結んだスクエニなんかも影響は避けられません。ゲームと株価は関係ないだろ!と言う人もいますが、開発にはお金が掛かりますから株価が下がることは致命的なのです。

元々中国はこういったエンターテインメントにはセンシティブな国家ですが、国家主導でそのあたりのチェックに手を入れたいのは現在の政権では仕方ないことでしょうか。
かつての冷戦時代、東側諸国が何の楽しみも無く、外国文化に餓えていた時代にまで戻らなければ良いのですが。
アナリストの分析等によれば、来年の6月までには形が整うであろうと言われていますが、空白期間の損害は馬鹿に出来ません。特に年末年始にかけてはゲームの新作発売ラッシュがありますし、各国のゲームメーカーは戦々恐々であろうと思います。

なんでも規制するのでは無く、どんな文化が入って来ても自国の文化をまもりつつ、良い部分を取り入れていけるようすべきではないのか、と思います。
それが、ゲームという娯楽文化であっても。






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